なんか「24」の影響でちょっと動きが「ジャック・バウアー」してます。
世の中陰謀だらけに見えます。
でも、現実に「ジャック・バウアー」ような人がいたら、かなりヤダよね。
だいたいあの手のタイプって大勘違いが多いから、まわりは大迷惑ってやつです。


ふとしたことから、構造主義を解説している本が読みたくなって、橋爪大三郎の「はじめての構造主義」を借りてきて読みました。
前、上野千鶴子を読んでたときに、構造主義の話が出ていて、どうも読んでいると私が大学でやっていた数学によく似ている。
戦後フランスに「ブルバキ」という数学者集団がいて、これまでの数学の再構築をして、その後の数学に非常に大きい影響を与えたのですが、構造主義がもろにその影響を受けているようなのです。
なるほど、自分がやっていた数学は社会学に影響を与えていたのか。うーん、何の役にも立たないと思っていたんだけど。けっこうすごかったのね。
入門書なので、そう詳しくは書いていないのですが、自分がやっていた数学を考えれば、なるほどアレを社会学でやりたいのね、とちょっとわかった気になった。